クラブツーリズムに無断で写真と記事の転載・引用はお断り申し上げます。

私のプロフィール

 2006年4月、雑誌「旅の友」に私のインタビューが掲載されました。
 雑誌「旅の友」は、クラブツーリズム㈱から毎月380万部が発行される
 会員雑誌で、北海道、東北、関東、中部、東海、京都、滋賀、関西、兵庫
 九州地区版などに分かれます。同誌の了承を得てこの記事を転載します。

  インタビューアーは株式会社SIC旅行編集チームの本岡弘志記者、
  写真撮影は口野清和カメラマンです。

     
  1928年東京都生まれ。長年、アナウンサー、放送記者などの仕事をしていたせいか、旅行には必ず「音」をとるためにテープレコーダーを持参する。1週間ほどの旅行で90分テープを平均15本、電池は予備を含めて20本以上持っていく。世界各国で集めた「音」は、青柳さんいわく「数えてないけれど、500本以上はある」という。

  青柳さんは、現在、月に1回のペースで国内旅行を楽しんでいる。残念ながら健康上の理由で、大好きな海外旅行からは遠ざかっているが、海外への思いは冷めやらず、いまは旅の記録と旅で感じた記憶を文字にして発信している。まるで原稿用紙の上で、海外旅行を楽しんでいるかのように、青柳さんの旅は、これからも続いていく。

いま、3つ目の旅を楽しんでいます
  ひとつの旅行には「3つの楽しみ」があると思うんですよ。1つ目は「準備」。旅行をする国の歴史や見どころを調べたりして、どこへ行こうか? 何を食べようか? そんなプランを考えているときから、もう旅行は始まっているんですね。2つ目は「旅行そのもの」。これはもう旅の先々で、見たもの、聞いた音、触れた感触を楽しむ。初めて見るものは、何でも感動的です。
  最後の3つ目は、旅行から帰ってきたあとの「追体験」。これは旅の記録ですね。例えば写真やメモ、おみやげなどを眺めては、あのときはこんなことがあった、不安になった、感激したなあ、というように、振り返って楽しむ旅のことです。
  旅はいいですよ。いろいろな国を旅しましたけれど、まだまだ行きたいところ、再び訪れたい国はたくさんあります。今は体を壊し海外へ行くには不安が大きいので、これまでめぐった国の風景を写真で眺めたり「音」を聞いて再び楽しんでいるんですよ。

レコーダーを持っていくのは職業病
  旅行にカメラを持っていくのは普通だけれど、私はカメラ以外にテープレコーダーを持っていくんですよ。長年、アナウンサーや放送記者をしていたからかもしれないけれど、旅先でもいろいろな音をとりたい。空港の喧噪や電車の音、人の声や風の音など。もちろん、匂い、色、味、触感、見たものなどの感想もメモ代わりに録音しています。
  音の記録は、メモと違って聞きなおすと目に見えるように記憶がよみがえってくるんですよ。エッセイを書くときの「音」の描写の参考にもなりますしね。そして、3つ目の「追体験」ができるのも、このカセットテープがあるからなんです。
  本当は、海外には行きたいけど、言葉が通じないから、何かあったときのことを考えると不安でね。その点、国内は安心なわけです。だから今年も国内旅行は楽しみますよ。
  海外については、少しずつですが毎月1回くらいのペースで、いままで訪れた国々のエッセイと写真を発信していきたいですね。それをすることによって、私もまた旅気分を満喫できますから。  
                                                                                                                      

【著書・編著など】


 放送記者のみた中国
 (柏書房1983)
 柏書房で最初に出した本「不思議な不思議なニッポン人」がよく売れ、
 高橋満社長が次は書下ろしを出しましょうと言ってくれた。
 折から文化放送記者として出張取材した中国見聞記を、火の玉になって
 3ヶ月で書き上げた。編集者平沢公裕氏(現芙蓉書房出版代表)のサポ
 ートが大きかった。

 
 不思議な不思議なニッポン人
  (編著・柏書房1982/角川文庫1986)
 著者はB・レンガーという架空の記者、実は日本外国特派員協会に所属する
 実在の7人のベテラン特派員。彼らの目に映ったニッポン人の姿。
 柏書房で7刷
文庫で7刷、版を重ねたが今は絶版。古書のウェブサイトで
 は手に入るようである。


 シーサンパンナ  シルクロード

 西双版納から絹道へ
  (ジャルパック・ブックス1984)
 ジャルパッアカデミー教養講座での講演をもとに書き下ろした旅行記。
 私の中国語家庭教師・楊玉蘭との出会い、昆明市の雲南民族学院37日間の
 留学記、雲南旅行記など。この本が出来たのは、編集者佐々木峻氏の尽力に
 よるものである。


 101人の旅人による200のコラム

 ちょっといい旅ちょっといい話
 (共著・ジャルパック出版1985)
 谷川俊太郎、椎名誠、サトウサンペイ氏らそうそうたるメンバー101人
 に混じって筆者も登場。コラム三つを担当した。